製薬業界では、新しいプロセスの開発、既存プロセスの効率化、実験室規模から実証実験、商業スケールへの迅速な移行を目指し、イノベーションと市場投入までの時間の短縮を常に追い求めています。製薬プロセスのスケールアップ段階では通常、中間スケールを使用する必要があり、実験室規模のプロセスや想定される商業規模の装置のいずれとも完全に一致しない可能性があります。
時間的およびコスト的に最も効率の良い生産プロセスを設計するために、世界中のチームが革新的な手法でCAE (コンピュータ支援エンジニアリング) を活用しています。スケールアップ・プロセスの鍵は、操作パラメーターの効果を定義し、その効果を深く理解することです。また、プロセス機器の制限を考慮に入れなければなりません。そこで、数値流体力学 (CFD) や離散要素法 (DEM) を導入し、医薬品モデリングを行うことが重要な役割を担っています。
これは、CPI社 (Centre for Process Innovation) が、プロセスおよび装置設計において特に注意すべき領域を定義し、商業規模への移行を早めるために選択した道筋です。
このウェビナーでは、CPI社のKristi Potter氏とAlex Smith氏が、粒状粉体の流れとCFDシミュレーションを用いたソフトセンサーの開発に関する2つのユースケースを紹介します。どちらの事例も、モデリングによって、製薬用途や他のさまざまな産業で使用できるプロセス機器の制限を特定し、改善できることを示しています。
数値流体力学 (CFD) シミュレーションと離散要素法 (DEM) モデリングを使用できれば、製造に先立って新設計案の適合性を検証できます。
プロセスのスケールアップに影響を与える要因や、プロセス機器に内在する制限を洞察するために使用されるモデリング手法には、次のようなものがあります。
このウェビナーの視聴登録をして、実際のユースケースで実証されたDEM手法の導入による価値と成果についてを学びましょう。
プロセス・セーフティ & エンジニアリング事業部長
プロセス・エンジニア
ポートフォリオ開発エグゼクティブ
Glenn Longwell is responsible for the implementation of the physics based simulation portfolio (Simcenter) in the Pharmaceutical and CPG markets in the U.S. With a BS in Chemical Engineering, Glenn has over 37+ years in the Computer Aided Engineering (CAE) space helping companies implement and gain value from simulation.