オンデマンド・ウェビナー

航空機構造の設計と解析

統合型の構造設計プロセスにより耐空性を確保

おおよその視聴時間60 分

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機体内部の様子

時代遅れのプロセスのせいでコストを無駄にすることはありません。このウェビナーは、構造設計と解析の統合プロセスを用いることで航空機の認証時間とコスト超過を削減する実績ある戦略について紹介します。

耐空証明は、航空宇宙メーカーにとって最も重要な証明であり、その取得の鍵となるのが構造評価です。航空機の開発費の最大60%が構造開発と耐空証明の取得に使われていることから、構造開発プロセスの最適化はプログラム予算に大きな効果をもたらす可能性があります。

※ ビデオ画面右下のccボタンをクリックすると日本語字幕が表示されます。

航空機の構造設計アプローチ

従来の構造解析は、構造設計と切り離されていました。その結果、開発サイクルの長期化とプログラム・コストの超過を招いていました。

このウェビナーは、航空機の構造設計とシミュレーションを統合したプロセスにより、以下のことが可能になり、耐空証明の取得を加速できることを紹介します。

  • 飛行荷重、地上荷重、空力弾性荷重を1つの環境で生成
  • CADモデルと直接連成したグローバルFEモデルと詳細FEモデルの重要な荷重条件を合成して管理
  • 追跡可能な認証レポートにより安全マージンを計算

航空機の構造性能エンジニアリングに対応したSimcenter

航空機構造シミュレーションによって、機体構造のサイジングや評価プロセスをエンドツーエンドで効率化できます。航空機の構造性能エンジニアリングに対応したSimcenterについて詳細をお読みください。Simcenterを使用すると、完全な統合環境でエンドツーエンドで航空機構造を評価できるため、開発期間を短縮しながら構造解析のコストを削減できます。

General Atomics Aeronautical Systemsの航空機構造設計の事例

General Atomicsでは、ツールの統合と自動化によって航空機設計を加速しています。航空機の構造設計をどのように改善したかをウェビナーでPhu Nguyen氏が解説します。

  • 一貫したスタイルガイドでパラメトリックCADジオメトリの作成を自動化
  • CADが変更されるたびにCAEジオメトリも自動で更新
  • 空力弾性、CFD、FEAの統合ツールチェーンを使って実証したパイロット・プログラムでCAEモデルの作成を自動化
  • 統合設計環境ですべてのモデルを連携 (複数領域での設計最適化に最適)

General Atomicsは、詳細構造設計に費やす時間を25%短縮しました。御社のプロジェクトにはどのような効果をもたらすでしょうか。

講演者の紹介

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

Ganesh Sethuraman

航空宇宙・防衛業界担当Simcenter Mechanical事業開発マネージャー

現在は、航空宇宙業界向けSimcenter 3Dソリューションの事業開発マネージャーを務めています。これまで、シーメンスで北米およびアジア・太平洋地域の技術営業職やマーケティング職を歴任しました。20年以上にわたって航空宇宙業界や自動車業界の顧客企業をサポートしています。

General Atomics Aeronautical Systems

Phu Nguyen氏

航空機コンセプト設計および開発 シニア・エンジニア

飛行試験や機体構造健全性評価、機体設計をはじめとして、これまで数々の航空機プラットフォームにさまざまな役割で貢献してきました。忠実度の高い物理学ベースの解析を開発早期から実施することを目標に、ほかのエンジニアリング領域と密に連携しながら、航空機設計のあらゆる段階で使用するシミュレーションモデルとデータを関連付け、ツールを統合することに尽力しています。

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