オンデマンド・ウェビナー

社内音響・振動試験で試験の柔軟性を最大化

Simcenter SCADAS XSとSimcenter Testlab Scope Appを使用して、音響・振動のトラブルシューティングの測定を強化

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洗濯機の音響・振動試験を行い、その結果をタブレットで確認するエンジニア。

今日、製品開発チームは、より静かで快適、パワフルかつ長持ちする製品をより短いタイムライン、低い予算で開発しています。加えて各国政府は、騒音や振動のレベルに対してより厳しい規制を課しながら、より持続可能な製品の開発を義務付けています。

こうした厳しい状況下では、「サード・パーティへ外注、製品を再加工、改訂された製品を試験のために戻す」といった従来のサイクルをスキップできるように戦略を立てなければなりません。必要な機能を社内に導入する必要があります。

製品開発チームは、詳細なエンジニアリング・データにアクセスしながら、製品をすばやく評価できなければなりません。こうした機能があれば、エンジニアリング解析が可能になり、優れた意思決定をより迅速かつ容易に下せるようになります。同時にチームは、顧客、政府、およびビジネス環境全体の継続的な期待と要求に対応できます。

上記の要件に関しては、測定値をすばやく評価して、チームが必要とする知見や推論を提供することに長けた音響・振動ラボを通して、必要な機能を開発することが可能です。

中小企業 (SMB) にとっては、データの記録や試験のために大型機器を備えた巨大なラボを設置することは困難な場合があります。そうした場合は、音響・振動試験に単一のプラットフォームを使用する、最先端のソリューションを使用する必要があります。こうしたソリューションは、コンパクトでスケーラブルなハードウェアで、ツールやトレーニングへの投資も少なくて済むため、中小企業のさまざまなユースケースに使用できます。そうしたユースケースの1つがトラブルシューティングです。企業やチームが市場の最前線に立ち続け、より良い製品を一貫して提供できるようにサポートします。

ウェビナー「試験の柔軟性を最大化してトラブルシューティングを強化」に参加して、音響・振動ラボの重要性と、SMBがこれを使用して製品のトラブルシューティングを行う方法を詳しく学びましょう。

ウェビナーのトピック:

  • 音響・振動 (S&V) ラボ設置の重要性
  • 音響・振動のユースケース
  • 製品の騒音・振動挙動のトラブルシューティング
  • 機能と特徴
  • ハンドヘルド型のパーソナルなデータ取得システムの詳細
  • さまざまな試験要件に対応
  • いつでもどこでも測定値を検証

講演者の紹介

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

Frank Demesmaeker

機械業界担当事業開発マネージャー

Frankは、1994年にルーベン・カトリック大学 (ベルギー) で土木技術者の資格を得て卒業した後、LMS International (現シーメンス) に入社し、ベネルクス諸国のお客様の技術サポートを担当しました。長年にわたり世界中のお客様とかかわるなかで、騒音・振動問題に関する実践的な経験と知識を技術、商業、マーケティング領域で積み上げてきました。現在は、エネルギー、医療、コンシューマー製品、造船、教育機関、各種産業機械など、多くの市場でテスト・アプリケーションを普及させ、調整する支援をしています。

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

Agnieszka Oltarzewska

音響製品マネージャー

Agnieszka Oltarzewskaは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアの音響製品マネージャーです。ポーランドのヴロツワフ工科大学で音響学の修士号を取得しています。現在はベルギーのルーヴェン在住です。Agnieszkaは、音質エンジニアリングと音響材料の特性評価のための産業間共通ソリューションを担当しています。

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