このウェビナーでは、Forrester Research Inc.の副社長兼主席アナリストであるリズ・ハーバート氏が、最新の調査の結果を紹介し、SaaS PLMに移行すべき理由を明らかにします。シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアのグローバル・マーケティング・マネージャー、ジャスティン・ディヌンツィオも登場します。
講演でハーバート氏は、会社を未来に適合させるには何が必要かを解説しています。 「未来に適合した会社」とは、適応力、創造力、弾力性に富み、投資や優先順位を戦略的に決定している会社です。
最新の調査では、回答者の83%が、すでにSaaS製品を利用しているか、今後12か月の間にSaaS製品に投資する予定であると回答しています。
Forrester ResearchがSaaSの利点を解説
企業がSaaS PLMソリューションへの移行を決断する理由はさまざまで、その背景はすべて異なっています。しかしForresterが調査を行ったところ、企業がSaaSソリューションに移行する目的は、「ビジネスの俊敏性を向上させること」だと判明しました。これは大きく分けて4つにまとめられます。
- 展開と開発を加速します。SaaS PLMは、ハードウェアの調達、テストの実行、ソフトウェアのインストールが不要で、すぐに使用することができます。
- 業務機能は頻繁に自動更新されます。ユーザーは、頻繁かつ段階的なアップグレードにより、最新のイノベーションと規制の更新に、混乱なく迅速に対応することができます。
- 1つのバージョンで、より多くの共有とコラボレーションを実現できます。すべてのユーザーが同じバージョンのソフトウェアを使用することで、ベスト・プラクティスの共有が容易になり、価値実現までの時間が短縮されます。
- 1つのバージョンで、多対多のデジタル・ビジネス・モデルを実行できます。従業員、パートナー、顧客、接続されたオブジェクトの間で、リアルタイムかつ多対多のコラボレーションが容易になります。
SaaS PLMへの移行に向けた準備の進め方
SaaSソフトウェア・ソリューションにサインアップするのは簡単ですが、Forresterの調査では、移行で考慮すべき点が明らかになりました。
- 自社で展開する場合の懸念点を正しく捉えます。SaaSは、自社で展開する場合と比較して、セキュリティや性能面の利点が上回ることが多くなっています。SaaS PLMベンダーは、セキュリティや性能面に、一企業が単独で行うよりも大きな投資を行っています。
- ベンダーとソリューションの実行可能性を検討します。クラウド・プラットフォームはSaaSのスタートアップ企業の参入障壁を下げましたが、その結果、SaaSソリューションの中には、寿命が短く、ベンダーの破綻、方向転換、買収を招くものも出ています。
- ベンダーによる囲い込みに注意します。SaaSのメリットの中には、ベンダーの切り替えを阻止するものもあります。切り替えに伴ってデータや移行のコストが発生するケースがあります。
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