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Discovery 2024 - Part 5: BEVパワートレインの定性的なEMI特性評価 - マルチドメイン回路シミュレーションによる連成解析チャレンジ!

2024年7月10日 05:00 協定世界時

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Discovery 2024 - Part 5: BEVパワートレインの定性的なEMI特性評価 - マルチドメイン回路シミュレーションによる連成解析チャレンジ!

モデルベース・エンジニアリング(MBE)では、デジタルツインおよびデジタルスレッドを設計フロー全体を通して実現することが不可欠となります。このようなデジタル・トランスフォーメーション(DX)の実現には、様々な要素技術を統合していく必要があります。そこで、シーメンスが提供するプリント基板(PCB)設計および製造向けソリューションをご紹介するDiscoveryウェビナーシリーズでは、継続的に最新の要素技術に焦点を当てていきます。

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<span style="font-size:20px; color:#ec6602;"><strong>概要</strong></span>

近年の電気自動車(BEV)においては、EMI対策の課題がより複雑化しており、その解決に向けて様々な研究、解析、対策がなされています。

本ウェビナーでは、従来の車両ベースのシステムレベル・シミュレーションでは可視化できなかったEMIの振舞いをより詳細な電子デバイスモデル、各CAEツールから抽出されるモデルを連成させることによって定性的に評価できるモデルベースシミュレーション検証手法をご紹介いたします。

この検証手法では、BEVのパワートレインに関連する各種コンポーネント(電池、モーター、インバーター、ハーネスなど)の電気的および電磁的相互作用を包括的にモデル化し、共通のシミュレーション・プラットフォームを通じてEMI挙動を評価します。また、BEVの高電圧および高周波環境でのEMI影響を理解することで、設計段階での問題解決に貢献するソリューションを提供します。

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<span style="font-size:20px; color:#ec6602;"><strong>プログラム</strong></span>

セッション: BEVパワートレインの定性的なEMI特性評価 - マルチドメイン回路シミュレーションによる連成解析チャレンジ!

Q&A

<span style="font-size:11px;">※ セッション内容は予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。</span>

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<span style="font-size:20px; color:#ec6602;"><strong>ウェビナーで学べること</strong></span>

  • 高精度シミュレーションモデルの重要性
  • 実測結果とシミューレション結果の相関
  • マルチドメイン・シミュレーションと解析の重要性

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<span style="font-size:20px; color:#ec6602;"><strong>対象</strong></span>

  • 回路設計者
  • 解析モデル開発者
  • EMIシミュレーション担当者

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講演者の紹介

シーメンスEDA

上田 雅生

アプリケーション・エンジニア

上田 雅生は、2000年にシーメンスEDAジャパン株式会社(旧メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社)に入社し、IC設計向けのアナログおよびデジタル・シミュレーション環境全般のアプリケーション・エンジニアを務め、VHDL-AMSを始めとした電気、メカモデリング開発支援、ソリューションを提供してきました。

現在は、PCB設計開発向けXpedition AMS、SystemVision Cloudの技術営業として、お客様のMBSE環境構築支援に従事し、自動車技術会(JSAE)オブザーバーとしてMBD推進委員会に参加し、モデル流通の推進に努めています。

メンター入社以前には、アルプス電気株式会社において、RISCチップ開発業務、社内CAD、CAEシステム開発、運営を担当しました。大阪工業大学 工学部 電気工学科卒業。

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