オンデマンド・ウェビナー

振動認定試験で製品品質と信頼性を向上させる方法

試験による適切な検証により設計上の課題を早期に発見

おおよその視聴時間75 分

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振動試験による製品品質の改善

製品リコールの頻発に悩まされていませんか?設計上の課題により製品の生産と納品が遅延することが原因で、開発の早い段階で潜在的な設計上の課題を把握したいとお考えですか?もしそうであれば、製品全体の信頼性と品質の向上について詳しく説明する、このウェビナーにぜひご参加ください。

製品の品質と信頼性の確保

製品は、耐用年数期間にさまざまな環境にさらされることで、完全性が低下します。これが故障の原因です。開発の際には、衝撃、振動、温度などの現実世界の条件で製品の試験を行い、これらの条件下で製品が正しく機能し、目的の用途において性能要件を満たすことができるかどうかを判断する必要があります。あらゆる用途の環境ストレスに耐えるように製品を設計しなければなりません。

メーカーは、振動認定試験を実施することにより、プロセスの早い段階で潜在的な設計上の課題を特定できます。これにより、メーカーは製品品質の改善、信頼性の向上、コストの削減、顧客満足度の向上を実現できるため、製品 (およびビジネス) の全体的な財務実績が好転します。具体的には、振動認定試験により、次の項目において製品を検証できます。

  • 耐久性: 機械的疲労に関するプロファイル、および時間の経過とともに損傷を引き起こし得る脆弱性の把握
  • 機能性: 振動によって引き起こされる誤動作または製品性能の問題
  • 安全性: 潜在的な不具合によるユーザーとオペレーターが直面するリスク
  • コンプライアンス: 製品が規制要件にどの程度適合しているか
  • 信頼性: 製品寿命全体にわたる信頼性

さまざまな励起モードをシミュレーション

製品の種類によって、励起モードのタイプもそれぞれ異なります。このウェビナーでは、ランダム試験、衝撃試験、追跡された正弦波ドウェル試験について説明します。試験するモードを選択するための意思決定プロセスは、製品で発生する振動の種類によって異なります。ランダムな衝撃や衝突が発生しているのであれば、ランダム試験がよいでしょう。調和振動が発生する場合、正弦波スイープ試験が製品の設計を決定するための優れたデータを提供します。

講演者の紹介

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

Frank Demesmaeker

機械業界担当事業開発マネージャー

Frankは、1994年にルーベン・カトリック大学 (ベルギー) で土木技術者の資格を得て卒業した後、LMS International (現シーメンス) に入社し、ベネルクス諸国のお客様の技術サポートを担当しました。長年にわたり世界中のお客様とかかわるなかで、騒音・振動問題に関する実践的な経験と知識を技術、商業、マーケティング領域で積み上げてきました。現在は、エネルギー、医療、コンシューマー製品、造船、教育機関、各種産業機械など、多くの市場でテスト・アプリケーションを普及させ、調整する支援をしています。

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

Umberto Musella

製品マネージャー

Umberto Musellaは現在、SISWのSimcenter Testlab動的環境 (振動および音響) 試験ソリューションの製品マネージャーです。「フェデリコ2世」ナポリ大学で航空宇宙工学の修士号を優秀な成績で取得しています。2015年4月から2019年6月まで、シーメンスインダストリーソフトウェアのRTDでMIMO振動制御分野の新しい試験アルゴリズムを積極的に開発しました。2019年6月から2021年5月まで、同部門のテクニカル・プロジェクト・マネージャーを務め、研究から開発 (および試験) 終了に至るまでの環境および構造取得ソリューションの実装をフォローする業務を主に担当していました。2015年以来、20を超える技術論文、国際会議でのプレゼンテーション、ワーキング・グループへの貢献、技術ラウンドロビン、推奨プラクティスなどを通して、環境アプリケーションのMIMO制御試験に積極的に取り組んでいます。

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