オンデマンド・ウェビナー

アセンブリの仮想プロトタイプで車両のNVH性能を予測する

詳細な車両のNVH解析を設計の早い段階で実行する

おおよその視聴時間57 分

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ミュレーションベースのコンポーネント・モデルを使用して、車両設計や制御設計がNVH性能にもたらす影響を評価します。

これまでNVH検証は、物理試作後に行われてきました。しかし、車両のバリエーションが爆発的に増加しているため、合理的な期間および予算内で、すべてのバリエーションを試作することは不可能です。電気自動車は、エンジン音がない分、他の騒音源が聞こえやすくなっているため、より一層注意を払う必要があります。同時にモジュラー・プラットフォーム設計では、NVH性能に対する影響を評価するため、車両制御の重要性が高まっています。

このオンデマンド・ウェビナーは、物理的な試作の前の、組織内の誰もが試験やシミュレーションに基づいたコンポーネント・データを使用して車両を組み立て、仮想的にアセンブリの代替案を検討できるソリューションについて紹介しています。
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車両のプロトタイプを仮想的に組み立て、NVH性能の初期段階に力を入れる

車両のNVH性能予測を使用すると、NVHチームは、開発サイクルのあらゆる段階で、車両の内外装のNVH性能を正確に予測することができます。試験やシミュレーションベースのコンポーネント・モデル、ソース、受動コンポーネントを組み合わせ、それらを使用してアセンブリを作成できます。シーメンスのソリューションは、シームレスにバックグラウンド実行される計算を使用する簡単かつインタラクティブな方法でアセンブリを作成することで、仮想的かつ簡単にコンポーネントの交換や代替設計の評価を行うことができます。

開発中のあらゆる段階で車両のNVH予測を可能に

NVH予測結果は、アセンブリの仮想プロトタイプ・アプリケーションを最大限に活用するために、各担当者の核心となる責任分野に焦点を当て、さまざまなインタラクティブな観点で評価し、インタラクティブに解析することができます。走行時の騒音の評価、通過騒音のインタラクティブ評価、エンジン音の解析、ハイブリッド電気自動車の複雑な荷重シナリオや制御シナリオなどが、代表的な例として挙げられます。また、当社のNVH予測ソリューションでは、車両NVHシミュレーターで仮想アセンブリを運転することにより、チームがNVH性能を主観的に評価することもできます。

Simcenter Testlabを使用してすべての車両コンポーネントを中央データベースで管理する

当社のNVH性能ソリューションならではの強みは、組織内の誰にでも適合する、信頼性の高いフェイルセーフ・プロセスにあります。試験やCAEの専門家は、中央データベースに保存可能なテンプレートを使用し、安全にコンポーネント・モデルを公開することができます。
このデータベースは時間の経過とともに増加しますが、使用されているコンポーネントに関する詳細な知識がなくても、アナリストやエンジニアは、このデータを検索して取得し、組み立てることができ、特定のNVH性能特性を評価できます。包括的なデジタルツインを作成することで、チームは、物理的な試作品を利用できるようになる前に、設計結果がNVH性能に与える影響を把握することができます。

オンデマンド・ウェビナーは、NVHデータを一元的に管理・共有してチームのコラボレーションを活用しながら、データ使用を最大限に高める方法について説明します。ぜひご覧ください。

講演者の紹介

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

Bart Verrecas

Simcenter事業開発チーム・マネージャー

2005年にベルギーのルーヴェン大学にて機械工学の修士号を取得。

シーメンスでの15年間の経験の中で、自動車産業を中心としたNVH試験の専門知識を築きました。

現在Bart Verrecasは、自動車向けNVH/耐久性試験の事業開発チーム・マネージャーを務め、NVH試験の効率向上を追求し、さまざまな自動車OEMと話し合いを重ねています。

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