重機メーカーは、製品バリエーションの多さや複雑さに対処するだけでも大変です。そのうえ、ドキュメントを主体としたシステムに頼っていると、プログラム全体の時間とリソースの30〜70%を統合の問題に奪われかねず、製品開発プロセスにボトルネックが発生して遅れが生じる結果となります。
このボトルネックを解消するには、拡張性の低い「仕様-設計-製造」の逐次的アプローチから「統合してから設計・製造」アプローチへの変革が求められます。すべての製品は、設計開発と意思決定の基盤およびバックボーンとなるコンセプトから始めるべきです。
システム・エンジニアリングと要件を統合したアプローチの価値について、また、このアプローチがいかに開発プロセスをスムーズに進め、継続的なシステム統合を可能にするか、詳しくはウェビナーでご確認ください。
ウェビナーの内容
重機製造チームは、MBSEアプローチを採用することで、複雑な機械をより効率的かつ低リスクで設計できます。今すぐ登録して、MBSEへの取り組みを始めましょう。
重機業界、業界リード
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアの重機業界リードとして、DISWの業界戦略の方向性を示し、業界全体を導くことに注力しています。具体的には、市場戦略や、重機製造に特化したソリューションの提案を通じてお客様に価値を提供しています。
これまで、自動車・輸送業界のグローバル・ソリューション・ディレクターや、EMEAにおける自動車業界マーケティング、ドイツでのプリセールス、ポストセールス、ビジネス・コンサルティングなど、さまざまな役割を担ってきました。
1999年にシーメンスに入社する前はEDS (ドイツおよび米国ノースカロライナ州シャーロット) に勤務していました。機械工学の修士号 (Dipl.-Ing.) を取得しています。
システム・エンジニアリングのエバンゲリスト
シーメンスインダストリーソフトウェアのビジネス・ソリューションで、システム・エンジニアリングと要件の統合に取り組むシステム・エンジニアリング・エバンジェリストです。BYU (ブリガムヤング大学) でコンピューター・エンジニアリングの学士号を取得し、USC (南カリフォルニア大学) でシステム・エンジニアリングの修士号を取得した後、テキサス・インスツルメンツでキャリアをスタートさせました。その後、スタートアップ企業を立ち上げて成功させています。最終的にシーメンスに入社し、30年におよぶキャリアを通じ、さまざまな業界や有名ブランド (ハイテク、自動車、航空宇宙・防衛、医療機器、消費財など) 向けにシステム・エンジニアリングの各種プロセスや手法、ツールを応用してきました。また、余暇時間を使ってSMU (南メソジスト大学) で大学院のシステム・エンジニアリング・コースも教えています。INCOSEのMBSE構想の議長を務めるほか、システム・エンジニアリング (SE) をモデルベース手法に拡張/変革させることに取り組む技術委員会のメンバーでもあります。これらの活動を通じて、データ交換 (ISO STEP) やシステム・モデリング標準規格 (SysML) の普及、国際的なMBSEワークショップの主催、MBSE Wikiの維持、SEツールデータベース (SETDB) 管理などに尽力しています。