オンデマンド・ウェビナー

モデルベースの設計アプローチで自動車用プラットフォームの電気システムを統合

MBSEからMBEEへの移行を実現する自動車E/Eシステム開発

おおよその視聴時間28 分

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モデルベース手法によるマルチドメイン自動車用プラットフォームの電気システム統合

最新のモデルベース・エンタープライズ環境 (MBEE) に移行するには、予測性、効率性、収益性に優れた手法で自動車プラットフォームの電気コンテンツすべてを統合的に開発できるかどうかにかかっています。このウェビナーを視聴すると、下流のE/Eエンジニアリング・ドメインと要件定義、SysMLモデルを繋ぐ方法が分かります。

モデルベースの電気設計および統合機能に投資することで自動車メーカーは次のことが可能になることを、ウェビナーでご確認いただけます。

  • 実装案の最適化
  • 生産性の改善
  • 「correct-by-construction (構築することで正しい結果が得られる)」手法の実装
  • 一貫性の検証を自動化

E/Eシステムの概念設計と製品エンジニアリング間の隔たりを解消

概念設計段階の目的は、システムが何をすべきか、なぜすべきかといった要件を定義したシステムモデルを作成することです。製品エンジニアリング段階にこのシステムモデルを使用することで、作業の円滑化を図ります。ただし、要件は途中で変わることがあるため、各段階の始めと終わりは明確ではありません。そのため、手作業や分断化、縦割り作業といった多くの課題が生まれます。モデルベースのE/Eシステム・エンジニアリング・ツールと環境を活用すれば、シームレスな信頼性の高いコラボレーションと意思疎通を促進して、このような課題を克服できます。

自動車用E/Eシステム開発のデジタル・スレッドを作成・管理

シーメンスのCapital E/Eシステム開発ソリューションは、外部から取り込むマルチドメインの機能システムモデルをフィルタリング、強化、標準化することで、概念設計段階と製品設計段階の橋渡しをします。これらの設計データは単なる図面ではなく、上流のE/Eアーキテクチャ要件と比較して検証することができ、完全に追跡可能です。つまり、Capitalを使うことで、製品の概念設計から、具現化、利用にいたるすべての段階のデータとプロセスをデジタルツインに取り込むことができます。

E/Eシステムのコストを抑えつつ、自動車の性能、安全性、信頼性を高める

電気システムの設計者やエンジニアは、堅牢かつ反復可能な手法を用いて、これまでにない高い生産性と初回で成功する優れた品質を確保できます。この手法は、ソフトウェア/ハードウェア/ネットワーク/電気領域のデジタル・エンジニアリング資産の再利用、アーキテクチャ展開、最適化、生成を促進します。マルチドメインのシステムモデルからドメイン個別のE/E設計案を生成することにより、不適切な設計を生むリスクを最小化し、時間とコストのかかる開発サイクルを短縮できます。

モデルベースの設計アプローチで自動車用プラットフォームの電気システムを統合する方法について、詳細はオンデマンド・ウェビナーでご確認ください。

講演者の紹介

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

Piotr Kisiel

テクニカル・プロダクト・マネジメント・マネージャー  IESD戦略プログラム担当

シーメンスの前は、ジャガーランドローバーでテレマティクスとコネクティビティ分野のリード・システム・エンジニアおよびアーキテクトとして活躍。それ以前はPSAで、さまざまな世代のテレマティクス・モジュールに携わり、自動車用ソフトウェア開発の経験も積んでいます。ウッチ工科大学で電気/電子/コンピューター/制御エンジニアリングの修士号を取得。

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