オンデマンド・ウェビナー

電気機械設計とシミュレーションを統合し、優れた製品を実現

設計とシミュレーションの統合による製品性能の向上

おおよその視聴時間58 分

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プリント回路基板 - PCB

概要

航空宇宙からスマート・ウォッチまで、電子システムの卓越性を確保するプロセスを探ります。このウェビナーでは、シミュレーションで強化した、機械設計と電子設計の統合プロセスについて掘り下げます。CADに組み込まれた数値流体力学 (CFD) の、信頼性と性能を向上させる革新的な機能を紹介します。電子システム設計の未来を形作る、新たなトレンドと実用的なアプリケーションに関する知見も提供します。

  • 小型化とコンポーネントの高密度化

    電子機器の小型化と集積化に伴い、狭いスペースでの放熱管理の必要性が高まっています。CFD解析は熱管理ソリューションを最適化して、高密度の電子システムの効率的な冷却を確保し、過熱を防ぐのに役立ちます。

このウェビナーでは、以下の事項について説明します。

  • 電気自動車 (EV) とバッテリー・システム:

    EV人気の高まりと大容量バッテリー・システムへの需要増大により、効果的な熱管理が必要となっています。CFDツールは、バッテリーやパワー・エレクトロニクス、電気モーター・システムの冷却方式を最適化し、その性能、安全性、寿命を向上させるのに役立ちます。

  • 持続可能な設計:

    持続可能で環境に優しい電子設計への需要の高まりに対応するため、CFDは電子システムの環境への影響の評価、エネルギー効率の最適化、材料の無駄の削減、および持続可能性の高い製品の設計をサポートします。

このウェビナーは、電子設計の性能、信頼性、効率を向上させたいエンジニア、設計者、専門家の皆様が必見のイベントです。

学べる内容

  • 相互に最適化された機械CAD、電気CAD、およびシミュレーション・ツールを使用する利点
  • デジタル・プロトタイピングを活用し、開発コストと設計のやり直しを削減
  • 製品の製造前に、実際のデバイスのマルチフィジックス現象を正確にシミュレーションすることで、最初から製品を正しくエンジニアリング

講演者の紹介

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

Greg Arnot

製品マーケティング・マネージャー

Arnotのエレクトロニクス業界でのキャリアは、スペイン、バルセロナのヒューレット・パッカードで1990年代に始まりました。2004年までインクジェット商用部門で製品管理とグローバル事業開発を担当した後、Facebookのソーシャル・プロキシミティ・アプリケーションに焦点を当てたワイヤレス・スタートアップを設立しました。その後、太陽光発電モニタリング企業最大手であるGreenPowerMonitorの米国での事業を指揮しました。2020年2月、ArnotはUltraSoCの製品管理チームに加わり、2020年10月にシーメンスDISWが同社を買収しました。このためArnotは、2022年6月にシーメンスのNXチームに異動しました。

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

John Parry博士

シミュレーションと試験ソリューション、戦略的事業開発マネージャー

Parry, the industry lead for Simcenter solutions for the electronics and semiconductor industries, was the general chair of the SEMI-THERM 21 conference. He serves on the JEDEC JC15 Thermal Standards Committee, and on various conference committees. Parry has given several invited and keynote talks related to CFD, electronics cooling simulation and thermal characterization. His technical contributions to the discipline of electronics cooling include developing compact thermal modeling methodologies for fans, heat sinks, chip packages and LEDs. Parry also has expertise in design of experiments, optimization, thermal characterization, and active power cycling.

関連情報