フレキ基板、厳格な要件
PCB設計ワークフローを最適化する
多くの用途にフレキ基板 (FPC) が使用されるようになってきました。FPCは、小型でコンパクトな家電製品など、ハイテク製品で主に使用されます。しかし一般的なモデリング・ツールを使用してFPCレイアウトを設計するのは困難です。このウェビナーは、フレキ基板設計だけでなく、リジッドフレキシブル基板設計を効果的に処理する総合的なツールセットをご紹介します。設計プロセスのあらゆるステップで、電子領域と機械領域を完全に同期させる方法もご紹介します。リジッドフレキシブル設計を正確に表現する唯一の機械CADソリューションにご注目ください。
このウェビナーは、使い慣れたコマンドを使用して複雑なPCB設計を作成できる機械設計技術者向けの最新ツールをご紹介します。PCBレイアウトの設計には大抵、従来のモデリング手法が用いられるものの、適切に機能しないことが少なくありません。フォーム形状に成形した後で平坦化してECADツールに転送しようとすると、コンポーネントのレイアウト調整で問題が生じます。
適切なツールを使用すれば、このような問題は発生しません。設計の作成、平坦化、下流工程の文書化に特化したフレキ基板設計アプリケーションをご紹介します。最終製品を忠実に表現する正確なリジッドフレキシブル設計をMCAD領域で実現する方法も分かります。PCBスタックアップを表すレイヤスキームを作成し、基板の領域ごとに適切なスタックを選択することで、極めて複雑な設計も簡単に表現できます。
リジッドフレキシブル設計を作成するためのさまざまなテクニック、設計を平坦化する方法、設計を文書化する方法をご覧いただけます。最も効率的なワークフローを学べる情報満載のウェビナーに今すぐご参加ください。
学べる内容
- リジッドフレキシブル構造を理解する
- MCAD環境の設計ワークフローを確認する
- 4つの異なる設計作成技術を検討する
- さまざまなワークフローを理解する
講演者の紹介
Greg Arnot
製品マーケティング・マネージャー
Arnotのエレクトロニクス業界でのキャリアは、スペイン、バルセロナのヒューレット・パッカードで1990年代に始まりました。2004年までインクジェット商用部門で製品管理とグローバル事業開発を担当した後、Facebookのソーシャル・プロキシミティ・アプリケーションに焦点を当てたワイヤレス・スタートアップを設立しました。その後、太陽光発電モニタリング企業最大手であるGreenPowerMonitorの米国での事業を指揮しました。2020年2月、ArnotはUltraSoCの製品管理チームに加わり、2020年10月にシーメンスDISWが同社を買収しました。このためArnotは、2022年6月にシーメンスのNXチームに異動しました。
Dave Walker
テクニカル製品シニアマネージャー
2011年にシーメンスに入社したDaveは、家電、再生エネルギー、ネットワーク基盤など複数業界の機械工学分野で30年以上の経験を有します。大企業から中小企業、スタートアップまでさまざまな規模の企業に勤務してきたなかで、大量・少量生産コンサルタントして、数々のCADソフトウェアに触れてきました。
現在はシニア技術ソフトウェア製品マネージャーとして、シーメンスNXソフトウェアポートフォリオの製品群 (NX Sheet MetalやNX 2D Nestingなど)の方向性を決める役割を果たします。