電気自動車の組み込みソフトウェアの開発課題を解決

自動車/輸送機器の未来は「電動化」です。電動化へのシフトが進むなか、エンジニアやソフトウェア開発者には「安全、安心かつシンプルなシステムを設計しなければならない」という大きな負荷がかかっています。このウェビナーでは、「電気自動車(EV)の電気パワートレイン・システム向けソフトウェアの開発がどれほど複雑化しているのか」、「成功させるためにはどのような点を考慮すべきか」について説明し、開発中に直面する複雑な問題を解決できるソリューションを紹介しています。 — 今すぐ登録してオンデマンド・ウェビナーを視聴しましょう。

電気パワートレイン・システムのトレンドを把握

電気自動車(EV)のパワートレイン・システムは、6つのコンポーネントで構成されています。DC-DCコンバーター、インバーター、電動モーター、充電制御、車載充電器、バッテリー管理システムを完璧に連携させて最高のパフォーマンスを発揮できるようにする必要があります。一方で、アーキテクチャの課題が複数あるほか、セキュリティや安全性にも配慮しなければなりません。
さらに、充電プロトコルは地域ごとに異なり、絶えず進化しています。このため、EVパワートレインの組み込みソフトウェアの設計で多くの課題が発生しています。

EV組み込みソフトウェアの開発課題を理解

電気自動車の複雑化が進み、統合化への流れが加速するなか、電子制御装置(ECU)の開発者は新たなアーキテクチャ、セキュリティ、安全性、充電プロトコルの課題に対応しなければなりません。

• アーキテクチャの課題: EVのコンボボックス・アーキテクチャは、例えば単一のECUに2つの機能を組み合わせたものです。
• セキュリティの課題: すべてのEVには、バッテリーを充電するための充電ポートがあります。
  車載ネットワークに接続されたこの充電ポートを介して外界から入ってくる脅威のリスクを評価します。
• セキュリティの課題: 重要なECU(バッテリー管理システム(BMS)など)のISO 26262を始めとする安全要件に対応し、安全認証を迅速に取得する必要があります。
• EV充電プロトコル: 物理コネクターは国(米国、欧州、日本、中国)によって異なり、複数あります。このためEVと充電ステーション間の通信では、さまざまな通信プロトコル(CAN、J1939 など)に対応しなければなりません。

EV組み込みソフトウェアの開発課題を管理する方法を学ぶ

開発者は、シーメンスのCapital® VSTAR™がサポートする統合型E/Eシステム開発アプローチを使用して、電気自動車の組み込みソフトウェアの設計課題を解決することができます。今日のEVに必要な高性能ECUを動かすソフトウェア・プラットフォームを開発するには、アーキテクチャや機能安全、セキュリティの面で多くの課題があります。Capital VSTARは包括的なソリューションによって、これらの課題に対応します。このソリューションは、ソフトウェア配布機能に、マルチコア・アーキテクチャ、セキュアな車載およびV2G通信、機能安全要件の高速展開、進化する充電プロトコルの迅速な適用を提供します。

オンデマンド・ウェビナーを視聴し、シーメンスCapital VSTARを使用して、EV組み込みソフトウェア開発中に直面するさまざまな課題を解決する方法を学びましょう。