オンデマンド・ウェビナー

電気自動車の開発初期に電気モーターの振動・騒音に対処

電気自動車の電気モーターの振動騒音性能を向上

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電気モーターの振動・騒音性能を最適化するために、仮想モデルを使って表現した電気モーターの詳細

ハイブリッド車や電気自動車に乗っていると、電気モーター音とギア鳴りが組み合わさった高周波数ノイズが気になることが多くあります。そのため、電気モーターのメーカーは、開発サイクル初期から振動騒音に対応できるソリューションを探しています。  しかし、モーターの種類や構成が単純ではなく、効率性と振動騒音特性の完璧なトレードオフを見出すことは非常に困難です。 

このオンデマンド・ウェビナーは、初期設計および詳細設計段階で、電気モーターの振動騒音問題に対処するソリューションについて紹介します。自社のブランドイメージにふさわしい電気モーター音と性能を生み出したいと考える専門家やアナリストなど、電気モーターの振動騒音解析、3D CAEシミュレーション、電磁解析ユーザーを対象としています。

効率と振動・騒音との最適なバランスを見きわめるための知見

電気モーターの開発プロセスは、繰り返しが多く、時間がかかり、柔軟性に欠けているため、容易ではありません。堅牢な設計を実現するために欠かせないマルチフィジックスには、さまざまな分野の多様な専門家による協力が必要です。エンジニアは、電気モーターの設計、ブランド要件、構造解析、熱解析、振動・騒音解析など、開発のあらゆる側面を考慮しながら最適なバランスを見つけなければなりません。シーメンスの電気自動車の性能エンジニアリング・ソリューションは、縦割りを解消し、チームを1つの環境とワークフローに統合することで効率を最大化します。

設計の後半に電気モーターの振動・騒音問題が起きるリスクを軽減

メーカーは通常、電気モーター開発の初期段階では、モーターやギアボックスの基本的な設計を決めます。この段階で、インバーターやトランスミッション、電気モーターの振動・騒音を早期に定性評価し、車両全体のパフォーマンスに及ぼす影響を把握することが可能です。構造設計やインバーター制御装置を素早く簡単に評価できれば、設計の後半に電気モーターの振動・騒音問題に出くわすリスクが大幅に減少します。

構想段階で電気モーターの騒音を予測し、システム感度を特定

モーターと制御装置の電気パラメーターが決まったら、詳細設計段階で電気モーターの騒音をより詳細に予測できるようになります。電流解析や放射騒音解析、また電磁解析や構造解析、伝播解析、マルチボディ解析、音響解析などを組み合わせて、システム全体を解析します。負荷モデルや構造/振動音響モデルを組み合わせることで、エンジニアは電気パワートレインの振動・騒音挙動を予測できます。その後、シミュレーション・モデルを使って、考えられるすべての設計変更の影響を評価します。

電気モーターの振動・騒音性能を向上させるソリューションについて、オンデマンド・ウェビナーでご確認ください。

講演者の紹介

Siemens Digital Industries Software

Alessandro Lepore

Business Development Manager

Alessandro has been with Siemens Digital Industries Software for 10 years, working in various roles in the Engineering and Consulting Services division. He is currently Business Development Manager responsible for global business development and go-to-market for Engineering Services Solutions, focusing on technologies that combine Test, 1D, and 3D CAE simulation, the automotive and transportation industry, NVH, acoustics, drivability and, ride and handling solutions.

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