船舶の設計から製造にいたる製品ビジュアル化のワークフローを強化
製品設計エンジニアが組織のなかで生き抜くには、効果的なビジュアル化を実現するワークフローが不可欠です。組織の設計ワークフローで非常に重要なことは、時間の節約です。シーメンスのNXを使うと、設計者はデジタルツイン環境で製品の見事なビジュアル表現を素早く簡単に作成することができます。NXは、レンダリング時間を最大90%削減することで設計者の貴重な時間を節約し、より重要な細部の作業に集中できるようにします。
カスタマイズ可能な一貫したプロセスによって製品ワークフローを始めから終わりまでいかに強化できるかについて、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアのKelvin Juarbe、Shannon McGinty、Gavin McCambridge、そしてNVIDIAのAlex Fuchs氏の解説をお聞きください
多くの企業は今でも物理的な試作を続けており、その分、利益を削って設計コストを増加させているのが現状です。NX VRを使えば、仮想現実 (VR) 環境でモデルを実寸大で再現することができます。この仮想現実設計機能は、世界中に分散したチームで開発を進める方法を劇的に改善しました。レンダリング時間を最大90%削減することで設計者の貴重な時間を節約し、より重要な細部の作業に集中できるようにするために開発されたソリューションです。
オンデマンド・ウェビナーで紹介するさまざまなデモンストレーションとともに、詳細をご確認ください。
統合型の結合ビジュアル化機能を使って高品質のレンダリングに瞬時にアクセスしましょう。適切なビジュアル化に必要なデータはCADアプリケーション内に統合されているため、このレンダリング・ソリューションは2回目以降のイメージ生成時間を最大90%短縮します。
他のチームから変更を求められた際も、写真品質のビジュアル表現に、設計プロセスのどの時点でもアクセスが可能です。製品ビジュアル化の効率的なワークフローを実現するには、レンダリング実行のためのいくつかのステップが必要です。このプロセスをコスト効率よく加速させる方法について、プレゼンテーションでご確認ください。
仮想現実環境ですべてのBOM (部品表) を表示できるようになりました。仮想現実のコラボレーション向けに設計された環境で、船舶を細部にいたるまで体験しましょう。
複数のユーザーが参加する1度の設計ミーティングで、部品アセンブリの切り離しから、設計変更の正確な測定、アクセスパネル/クリアランス・パネルの修正まで、すべてに簡単に対応することができます。
シーメンスのNXが提供する仮想現実のコラボレーションにより、設計レビューから多くの情報が得られます。
製品エンジニアリング・ソフトウェア/専用エンジニアリング・ソフトウェア
これまで15年間、多岐にわたる職務を経験し、多くの業界にさまざまな価値を届けてきました。各業界がそれぞれ異なることを理解したうえで、個々の業界ニーズに対応したソリューションや価値を提供することを心がけています。NXや専用のエンジニアリング・ソフトウェアを中心に、設計から製造にいたるシーメンスのソリューションを活用する価値を、顧客や見込み客が見い出せるようにサポートしています。
マーケティング・コーディネーター
クリエイティブ・ライティングの学士を取得した経験を生かし、4年以上にわたってブログや記事、Webコンテンツ、ユーザー事例など、分野を超えたさまざまなマーケティング・コンテンツで説得力ある文章・コンテンツづくりに取り組みます。NXチーム、特にビジュアリゼーションの関係者と密に連携しながら、社内で制作した製品のビジュアル表現の素晴らしさを的確に伝えられるよう努めています。
クリエーティブ・チーム・マネージャー
最先端の3Dビジュアリゼーションにおいて20年以上の経験を持ち、現在はNXを使って高度なビジュアリゼーションの限界に挑み続けているクリエイターや3Dアーティストたちの専門家チームを率いています。自動車から航空機、コンシューマー製品、AECまで、多岐にわたる産業に携わっており、細部にまで配慮する高いスキルによって、NXでこれまで制作されたコンテンツのなかで最も美しい見事なビジュアル・コンテンツの数々を作ってきました。NXのビジュアル化技術を学ぶ後進の指導に熱意を傾ける一方、ブログや学習用教材の執筆もしています。
上級製品マネージャー
1993年、Control Dataの3D事業でCADシステム、ICEM DDNのソリューション・アーキテクトとしてキャリアをスタートさせました。その後、マーケティング分野に移り、ICEM Surfの販促活動を担当します。1995年にAliasに転職し、Alias Studio/Power Animatorを始め、Mayaなど、さまざまなAlias製品を担当しました。設計やレンダリング/アニメーションのワークフローを組み合わせて使用する、主に自動車分野の顧客やプロジェクトに携わるなかで得た製品のフィードバックを開発チームに伝えました。AutodeskによるAlias|wavefrontの買収によって、新しいリアルタイムのビジュアリゼーション・システムであるShowcaseの製品管理を担うことになり、Alias|wavefrontで始まったコア定義チームの一員に加わります。2010年、NVIDIA/mental imagesへ転職すると、RealityServerを担当し、新しいレンダリング技術であるIrayのプロダクト・マネージャー (PM) に就任します。今日まで、Irayのレンダリング技術全般とIray SDKのPMとして、物理ベースのレンダリング技術を幅広いアプリケーションに適用すべく尽力しています。