バッテリー・マネジメント・システム (BMS) 制御ソフトウェアのエンジニアリングは、複雑な作業によるプロセスであり、瞬時に電源を供給する性能と、長期的な動作の安全性のバランスをとることが求められます。使用可能なエネルギーとパワーレベル、およびバッテリーの寿命に関する確実な情報を得て、バッテリーの状態を正確に判断するためには、堅牢なアルゴリズムが必要です。バッテリーのハードウェアプロトタイプ上で、その制御アルゴリズムを直接開発するのは、時間がかかり、ミスが発生しやすく、安全性に欠陥が生じやすくなります。モデルベース設計 (MBD) フレームワークには、開発のさまざまな段階や動作条件でテストシナリオを再利用できる仕組みが提供されていて、バッテリーの安全な動作が保証されます。
このウェビナーでは、仮想バッテリーパック上でBMSアルゴリズムを開発、テストできるMBDフレームワークの設定方法について、先進的な最適制御技法によるバッテリー性能の向上や、仮想バッテリーパックを開発のさまざまな段階で再利用し、その際にいろいろなテスト環境 (MIL / SIL / HILなど) を使用する方法、および開発のさまざまな段階でテストシナリオを再利用する方法をご紹介いたします。
ご紹介概要:
MBSE制御担当グローバルビジネス開発マネージャー
Ammon has 30+ years of engineering experience in new product development in Automotive, Transportation, Medical Devices, Aerospace and Defense. Works with Systems Engineering, Embedded Software and Controls. BSME, MSEE, Professional Certificate Systems Engineering