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車載イーサネット通信の設計課題を解決

次世代システム向けの高度なイーサネット・ネットワーク設計ソリューション

おおよその視聴時間31 分

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ダッシュボードに車載ネットワーク・ディスプレイを備えた、コネクテッドカーの内装のレンダリング・デザイン。

ネットワーク設計は、組み込みソフトウェアおよび配電システムと密接な関わりがあるため、現代のすべての自動車にとって極めて重要な部分となっています。予想を大きく超えて車載ネットワークが複雑化するなか、注目されているソリューションは車載イーサネットです。車載イーサネットは、車載ネットワークの高速データ通信用に特別に構築されたイーサネット・ベースのネットワークです。

ウェビナーを視聴して、車載イーサネット設計の重要なポイントを確認しましょう。

  • どのイーサネット・プロトコルを使用するか
  • デターミニスティックな通信の必要性をどのように制御するか
  • なぜサービス品質(QoS)を正しく定義する必要があるのか
  • なぜ領域ごとにコスト、レイテンシー、帯域幅のニーズが異なるのか
  • 各領域が、エンド・ツー・エンドの完全なデターミニスティック・システムビューのメリットを活用できるのはなぜか

費用対効果の高いソリューションとしてイーサネット通信を使用し、帯域幅のニーズを満たす

ECU間の通信はより複雑になり、車載ソフトウェア機能の増加に伴ってネットワーク・スループットの帯域幅が拡大しています。イーサネットベースの通信は、クラウドサービスやコンシューマー製品との統合に、高い柔軟性と高帯域幅を提供します。また、より複雑な標準やプロトコルのセットが増加する可能性がありますが、専用の車載ネットワークよりもスケーラブルです。同じ通信ソフトウェアを使用しても更新が容易になります。

車載イーサネット通信で法規制と安全要件を遵守

ドライバーに提示される情報は、最重要のものからそうでないものまで重要度がまちまちです。安全関連の情報や法律で定められた情報がある一方、ドライバーの快適さや利便性を高める情報もあります。安全関連の情報とそれ以外の情報を同時に表示するためには、データの処理と表示だけでなく、ネットワーク設計でもこの要件を検討する必要があります。イーサネット・ネットワークは、ネットワーク設計者に新たな構成手法を提供します。異なるレベルのプロトコル、メソッド、エレメントを使用することにより、同じ物理ネットワーク上で複数の種類のデータを許可しながら、優先データ、信号、サービスにすばやくアクセスできるようになります。

初期の設計検証に車載イーサネット通信を利用

従来の車載通信プロトコルと比較して、車載イーサネットには多くの利点がありますが、その可能性が十分に活用されるように、正しく設計されていなければなりません。OEMのネットワーク設計エンジニアは、設計に関するルールや標準に従ってネットワークを設計します。これらのルールや標準には、「システム設計のシナリオでどの保護機能を使用するか」などが規定されています。シーメンスのCapitalソリューションは、設計モデルの設定を支援します。問題点についての一貫性チェックを行い、ネットワークが正しく設計されているかどうか、ソフトウェア構成出力でネットワークが正しく記述されているかどうかを確認することができます。

今すぐウェビナーに登録して視聴し、詳細を確認して車載イーサネット通信の設計課題を解決しましょう。

講演者の紹介

シーメンス統合型電気システム・ネットワーク

マーティン・ウェンバーグ

部門リーダー

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