オンデマンド・ウェビナー

航空機のワイヤーハーネス設計

おおよその視聴時間31 分

共有

航空機の胴体内のワイヤーハーネス設計

要求の厳しいミッションで必要とされるさまざまな機能のニーズを満たすために、航空宇宙 / 防衛プラットフォームの電動化が劇的に進んでいます。今日、プラットフォーム電気システム、その機能とソフトウェア、およびコンポーネント間の相互接続の開発に関連する論理設計作業に大きな関心が集まっています。一方、配線やコンポーネントの実装など、物理的な実装を行う作業、およびシステム要素を相互接続するワイヤーハーネスの開発と製造に関する課題は、あまり注目されていません。

このウェビナーは、ワイヤーハーネス設計のツールとプロセスを改善することで、これらの課題に対応し、ビジネスを成功に導く方法を紹介しています。今すぐフォームに入力して、ウェビナーをご覧ください。

ビデオ画面右下のccボタンをクリックすると日本語字幕が表示されます。

航空機のE/Eシステムの課題

航空宇宙産業は、単なる電動化の推進以上のものを求めています。加えて、航空機の型式、製品とプロセスの規制要件の増加、およびグローバル競争を背景に、シームレスなデータフロー(デジタル継続性)によってデータの透明性と構成可能性を保証できる総合的なシステムを使用することが欠かせません。

頑丈で堅牢なワイヤーハーネス設計は、信頼性が高くコスト効率の良い製品製造を実現する基盤です。プラットフォームが仮想製品から物理製品へと移行するなか、デジタルツインを使用することは、最新の航空宇宙 / 防衛製品に不可欠なワイヤーハーネスの設計に多くのメリットをもたらします。

E/Eシステム開発におけるデジタルツインの役割

トレーサビリティとデータの信頼性が重要な業界では、複雑化についていけない従来のバラバラなシステムから脱却する動きが強まっています。E/Eシステム開発でデジタルツインを利用するためにデジタル化を進め、高度なツールとプロセスを導入する動きが広がっています。これにより、次のことが実現します。

  • エラーの発生しやすい手動の手法を排除して、品質を改善
  • 手動の反復作業を無くしてデータの正確性を保証
  • プロセスの接続を加速して緊急の更新にも対応
  • 複雑さの管理を強化

航空機のワイヤーハーネス設計に関するウェビナーの対象者

航空宇宙 / 防衛業界におけるワイヤーハーネス設計の課題と機会にについて詳しく知りたい、あるいはE/Eシステム開発のデジタル化と進化に興味がある次の方にぜひご覧いただきたい内容です。

  • 技術部門の管理職
  • 設計エンジニア
  • 製造エンジニア
  • 品質エンジニア

講演者の紹介

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

スティーブ・カラベラ

ソリューション・アーキテクト兼市場開発マネージャー - Integrated Electrical Systems(IES)

スティーブは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアのIESセグメントの航空宇宙ソリューション・アーキテクト兼市場開発マネージャーです。航空宇宙業界で28年以上の経験を持ち、技術およびプログラム管理担当者として、プロジェクトとプログラムの主導、実行、新しいビジネス・プロセスとツールの定義、実装、およびエンジニアリング・チームの開発、指導に従事してきました。耐空性とエンジニアリング設計 (構造とシステム・エンジニアリング) に特に造詣が深く、常に「お客様第一」の姿勢を貫いています。ウィスコンシン大学マディソン校で機械工学の理学士号を取得。

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

バルトシュ・チャルネッキ

製品マネージャー(IESセグメントのワイヤーハーネス製造リーダー)

バルトシュは17年のキャリアを通して、電気ワイヤーハーネスに注力してきました。航空宇宙業界で電気オペレーターとして働いた後、プロセス・エンジニアおよび生産エンジニアリング・マネージャーとしての役割を果たしました。航空宇宙業界では電気ワイヤーハーネスの設計に取り組み、生産エンジニアリングと電気ワイヤーハーネスの製造、テストに重点を置きました。ポーランドのラドム工科大学で電気工学の修士号を取得。

関連情報