オンデマンド・ウェビナー

航空機のワイヤーハーネスの製造

Learn how to improve harness manufacturing profitability.

視聴時間の目安: 27 分

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ハーネス製造の収益性を高める方法をご紹介します。 

コストと時間が削られるなか、プラットフォーム電気システムのコンポーネント製造に課題が突きつけられています。プラットフォームの電装ハーネス、いわゆる電気配線の相互接続系統 (EWIS) ほど時間とコストのプレッシャーのかかるコンポーネントはありません。 

このウェビナーは、モデルベースのハーネス製造エンジニアリング・ソリューションが製造収益性を維持または改善する方法を紹介します。製造エンジニアリングを加速し、エラーを削減し、工数を抑えるデジタル・ツインを導入することで、メーカーは直面する変化に巧みに対応できます。その結果、生産性の向上、廃棄の削減、最終的には高い収益性を実現します。

ビデオ画面右下のccボタンをクリックすると日本語字幕が表示されます。

航空機のワイヤーハーネス製造の課題

航空機のハーネス・サプライヤーは、OEMメーカーまたは独立サプライヤーを問わず、高まるプレッシャーにさらされています。航空機のワイヤーハーネス製造には、プラットフォームの電動化に伴うハーネスの複雑化、設計変更を迅速に生産に移行する必要性、ハーネス製造の垂直統合を脅かしながら短時間で低コストのアセンブリを提供することを期待する厳しい顧客への対応など、収益面に影響する数々の課題があります。

一方、プラットフォーム設計者は、顧客の要求の変化に対応するため、電気システム、ひいてはハーネスを頻繁に変更します。そのため、ハーネス・サプライヤーには、これらの変更をコストやスケジュールに影響を与えることなく、迅速に生産に移行することが期待されています。このような業界の流れの中で、ハーネス製造は、対応力、品質、納期、収益性などの期待に応えることがますます難しくなっています。

航空機のハーネス製造への影響

このウェビナーは、航空機のハーネス製造に影響を与えている様々な動向について説明します。これらの動向は、サプライヤーが直面する課題と一致します。

  • システムの複雑化
  •  設計変更頻度の増加
  • より難易度の高いプログラムの立ち上げ 
  • OEM/サプライヤーの垂直統合
  • 顧客の利益に対する圧力の高まり
  • トライバル・ナレッジの喪失

ハーネス製造の収益性を高める

ハーネス製造の収益性を高めるために、データを競争力に変える方法をご紹介します。このウェビナーで紹介する内容:

  • ハーネス製造の動向とメーカーが直面している課題を理解し、収益目標の達成を阻む要因を探る
  • ハーネスメーカーの設計・製造チームにメリットをもたらすモデルベースE/Eシステム開発環境を理解する
  • 必要な投資を進めることでオペレーションがどのように改善されるのかを深く学ぶ

講演者の紹介

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

Anthony Nicoli

航空宇宙・防衛担当ディレクター

IES部門の航空宇宙事業担当リーダーとしてIESを拡張し、航空宇宙市場に寄与しています。Mentor Graphicsではテクニカル・セールスチームを率いてボーイングを担当していました。1999年にMentorに入社し、同社の集積回路物理検証製品ラインであるCalibreのマーケティング部門を統率しました。その後は、同社の営業チームに所属しました。

防衛産業で約20年にわたって経験を積み、主に戦術ミサイル対策と水中イメージングの分野で、電気光学システムと電気音響システムの開発を担当しました。マサチューセッツ工科大学で電気工学の学士号と修士号を、ノースイースタン大学で経営学の修士号を取得しています。

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

スティーブ・カラベラ

ソリューション・アーキテクト兼市場開発マネージャー - Integrated Electrical Systems(IES)

スティーブは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアのIESセグメントの航空宇宙ソリューション・アーキテクト兼市場開発マネージャーです。航空宇宙業界で28年以上の経験を持ち、技術およびプログラム管理担当者として、プロジェクトとプログラムの主導、実行、新しいビジネス・プロセスとツールの定義、実装、およびエンジニアリング・チームの開発、指導に従事してきました。耐空性とエンジニアリング設計 (構造とシステム・エンジニアリング) に特に造詣が深く、常に「お客様第一」の姿勢を貫いています。ウィスコンシン大学マディソン校で機械工学の理学士号を取得。

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