より環境に優しい航空機、クリーン・エネルギー、持続可能性が市場でますます求められるなか、画期的なターボ機械の開発が急務です。ただし課題となるのが、潜在的なリスクを最小限に抑えながら、こうした最先端の機械を素早く自信を持って市場投入できるかどうかです。
そこで必要になるのが、最適な設計をより早く効率的に見つけられる革新的なエンジニアリング・アプローチです。
このウェビナーでは、フィレンツェ大学から生まれたスピンオフ企業であるMORFO Designの事例を紹介します。同社は、ターボ機械の新たなエンジニアリングの可能性を探るとともに、Siemens Xceleratorの流体および熱シミュレーション技術を活用して革新的なエンジニアリング要件を満たしています。
Simcenterの数値流体力学ソリューションの画期的な活用法によって、MORFO Designがタービン翼の主要な設計パラメーターと特性をどのように定義したかをご覧ください。同社は、JavaScriptの柔軟性を利用してCAD (コンピューター支援設計) データを自動生成し、軸流タービン翼の性能を向上させるプロセスを合理化しました。タービン翼の形状を繰り返し変更することで、エネルギー変換効率の最大化や、圧力損失の最小化、騒音レベルの低減といった性能目標をこれまで以上に効率的に達成できるようになりました。
航空機エンジン担当Simcenterソリューション・マネージャー
13年にわたってガスタービンを研究開発してきました。2018年にシーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア入社し、現在は、ターボ機械のシミュレーションおよびテストに関するコンサルタントを努めています。
CEO兼テクノロジー・マネージャー
MORFO Designのテクノロジー・マネージャーとして、高度な数値流体力学 (CFD) 解析に専門的に取り組むとともに、ターボ機械のパラメーター化および最適化ツールを開発し、ハイパフォーマンス・コンピューティング (HPC) クラスターのアセンブリと管理を監督しています。16年におよぶキャリアを通じて、主要なターボ機械メーカーと協力し、豊富な経験を積んできました。